新型コロナウィルス下における熱中症のリスクについては、マスク装着などの影響を含めた科学的知見が十分にあるわけではありませんが、この点についての指針が環境省と厚労省から周知されています。
〇マスクの着用で熱量の発散が抑制されることから熱中症のリスクが高くなる恐れがある。屋外では他の人と2m以上の距離が確保できる場合は熱中症のリスクを考慮して、マスクをはずす選択肢もある。
〇マスクを着用しているばあいは、強い負荷の作業は避けるとか短時間にするとかの配慮が必要である。喉が渇いていなくても、こまめに水分補給をするように留意する。休息の回数を多めに確保する。
〇エアコンは換気にはならないことから、たとえエアコンの作動中であっても、窓開けや換気扇によって空気の流れを確保する必要がある。
〇熱中症にならないように、睡眠や食事には留意する。
新型コロナウィルス下という特殊な環境にある今夏は、これまで以上に熱中症予防に気をつけましょう。
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