ごあいさつ
院長/理事長
墳本 敏彦TOSHIHIKO TSUKAMOTO
医療法人 つかもと整形外科
(標榜科 整形外科/内科 1994年開業)
1953年生まれ
大阪大学医学部卒業
大阪大学医学部附属病院整形外科
大阪警察病院
市立豊中病院
姫路赤十字病院
資格
- 医師
- 日本医師会認定産業医(25年間)
- 労働衛生コンサルタント
- 奈良県産保センター登録産業医
- 第一種放射線取扱主任
- 日本整形外科学会専門医
- 日本リウマチ学会専門医
- 日本リウマチ財団登録医
- 奈良市医師会理事
- 奈良県臨床整形外科医会副会長
- 奈良労働基準監督署労災相談医員
産業医活動
嘱託産業医として数社で勤務中
北和地域産業保健センターからの委託によ事業所訪問
1.
働き方改革を推進する
法律の施行
「働き方改革を推進するための関係法律を整備に関する法律」が2019年4月から施行されました。働く人々が夫々の事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現する働き方改革を総合的に推進するため、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態に関わらない公正な待遇の確保等のための措置を講ずることを目的としています。
2. 産業保健活動の役割
実は、この法律が施行される以前から、働く人々の産業保健の環境改善は企業としても、政治的にも重要課題の一つになっていました。今や、従業員の身体的及び精神的な健康に関する環境の整備は、事業主が避けて通れない責務です。人口が減少し少子高齢化社会となり、雇用形態が多様化する中、事業所における産業保健活動はコストではなく未来への投資と考えています。
3. 企業を取り巻く環境の変化
生産年齢人口が減少し売り手市場となった現在において、企業の求人活動は厳しくなる一方です。従業員が最大限活躍できる環境整備はもちろん、将来の社員のための職場環境づくりは企業活動が継続する大前提となります。企業の産業保健活動を適切に運営することは、まさに企業活動の根幹にかかわる重大事です。
4. 25年の経験
私は医院を営みながら、産業医として、産業保健の実績を積んできました。今般の法律の施行では、産業医の機能強化が規定されていて、産業医業務の質の向上と産業医の積極的な活用が推奨されています。これまでの経験を生かし、今後さらに重要になる産業保健の担い手の一人として、活躍の幅を広げていきたいと考えています。特にどの企業でも悩みの多いメンタルヘルス不調者に関しては、事例性を重視し事業主の安全配慮義務と本人の現場復帰の両立を目指して問題の解決に尽力しています。
5. 私の矜持
私も事業主です。患者様の健康、医院に勤める看護師や職員の能力開発、自分の能力の研鑽など、医師として、事業主として、営みの中で起こる様々な問題に直面し、悩みながら生きてきました。私はこの経験を基にして、企業が存続し成長するための組織づくりという視点と、従業員が働くことを通じて豊かな人生を創造するという視点で、産業医の役割を果たし、社会に貢献したいと考えています。
理念
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1.患者第一の医療を行います。
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2.科学的根拠に基づく安全かつ質の高い医療を提供します。
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3.人間愛に徹した優れた産業医と医療人を育てます。