ファイザー社はプレスリリース(令和3年12月8日)で、同社のコロナワクチン(以後ワクチン)のオミクロン株に対する中和抗体価の推移ついて公表した。

ワクチン2回接種後の人においては、オミクロン株に対する中和抗体価の減衰がみられるが、3回目のワクチン接種後には中和抗体価が増幅し従来通りの高い有効性が得られたという。一方、3回目のワクチン接種後のオミクロン株に対する有効性の経時的推移については、今後明らかになるとしている。

オミクロン株に対する防御としては、3回目のワクチン接種が今のところ有効な手段の一つといえる。