厚生労働省は、勤務間インターバル制度を導入する中小企業に対して助成金を設け、本制度の導入を推進しています。

長時間労働が問題になって久しく、この問題は、睡眠時間の減少と生活時間減少に関わります。睡眠時間の減少は生産性の低下や健康障害に繋がり、生活時間の減少はライフ・ワーク・バランスの破綻の原因になります。

働き方改革関連法により時間外労働の上限が規制され、時間外労働時間の総量規制が定められましたが、繁忙期や交代勤務制においては勤務間隔が短くなるという現実があります。

勤務間インターバル制度とは、終業時刻から次の始業時刻までに一定時間の休息(概ね9時間から11時間)を確保させるものです。この制度の導入により、労働能率を向上させ、働く人々の健康維持とライフ・ワーク・バランス向上につながります。企業の側も、生産性向上が進むほか、人材確保や離職率の減少につながります。

 

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https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/interval/