近畿地方の梅雨が明けました。平年より10日ほど遅く、過去3番目と同じ遅さだそうです(梅雨明けを特定しなかった年を除く)。

①コロナ禍におけるマスクの着用は熱中症の危険因子の一つです。マスクによって顔の皮膚からの熱の発散が妨げられて、体温が上昇しやすい状態になります。無制限にマスクを外すのは危険ですが、2メートル以上のソーシャルディスタンスを確保できれば、マスクを外しましょう。

②マスク着用時には、こまめな水分補給や休憩時間の確保に気をつけましょう。

③涼しい服装、帽子や日傘の利用、日陰をうまく利用しましょう。

④水分補給は一日あたり5リットルを目安にして、大量の発汗時には塩分補給も忘れないでください。

⑤コロナ禍ではエアコン使用中でも換気に留意しましょう。

⑥夜更かしや飲みすぎたりしないで、日ごろの体調管理に留意し体力を保持しましょう。

⑦夏日の25℃以上、熱帯夜の25℃以上、「25」という数字に留意し、熱中症に備えましょう。

⑧熱中症による死亡者の8割は65歳以上の高齢者です。

⑨熱中症は、高齢者では自宅での発症が、若い世代では屋外の作業中や運動中の発症が多い。

コロナ禍の夏は多くの方が初めての経験です。いつもの夏以上に熱中症には注意をして、
この夏を乗り切りましょう。

 

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厚生労働省パンフレット